東京小牧バレエ団「マダレナ」「ブラックスワン」「ジゼル」
東京小牧バレエ団公演 2012年3月
友人のお嬢さんが出演する公演に足を運んだ。新宿文化センター大ホールの最前列で8000円。パイプオルガンもある。
「マダレナ」は岩手県生まれの菊池唯夫・前団長が、1623年の陸奥国のキリシタン殉教をテーマに創作した作品だそうです。ソリストはタイトロールの村娘に藤瀬梨菜、マダレナと恋に落ちるマチアスに風間無限、能のような足運びが面白い寿庵は菊池宗。教会のようなシンプルなセットが幻想的だ。1時間弱あり、中盤で岩手県奥州市提供原体剣舞の子供4人が特別出演。
休憩のあと、白鳥の湖第3幕より「ブラックスワン パ・ド・トロワ」。振付は佐々保樹。セットのないコンサート形式で、ソリストは長者完奈、香野竜寛、ラグワスレン・オトゴンニヤム。
最後は「ジゼル第2幕」。ボストンバレエ団から市河里恵、アルタンフヤグ・ドュガラー。ほかに周東早苗、グリゴリー・バリノフら。ロマンチックな展開で、フォーメーションを変えていくウィリー達の群舞が美しかった。