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インターネ島エクスプローラー

ヨーロッパ企画第44回公演 インターネ島エクスプローラー  2026年1月

上田誠作・演出の劇団公演に足を運んだ。雑誌「ムー」的トンデモ科学への偏愛をテーマに、いつもの脱力する笑いがたっぷり。終盤、壮大な人類愛さえ感じさせる怒濤の展開ながら、しょうもなさ感が横溢して憎めない。本多劇場の中段で8500円。休憩無しの2時間強。

大学冒険部出身、Google Earthでも見つからない人類未踏の「インターネ島」にとりつかれたハタノ(劇団新加入の金丸慎太郎)。ついに到達した島はしかし未踏でも何でもなく、一攫千金やら世紀の発見やらを狙うクセの強い人物が入り乱れていて…

今回はモアイが立ち並ぶ孤島のワンセット。「横スクロール」という演出に意表をつかれた。最初は正直、暗転をちょっと煩わしく感じたけれど、明るくなるたびの工夫がじわじわ笑える。探検家=Explorerにはじまる95世代的連想や、ぎゅっと詰まったインディジョーンズネタ等々も楽しい。

私の初ヨーロッパ企画だった2014年「ビルのゲーツ」(秀逸)ですでに客演していた金丸慎太郎が、のっけから長大な独白などをこなして余裕の座頭だ。島で出会う宝探しのヒラタケ・石田剛太、ラウ・土佐和成、教授・永野宗典らは安定感たっぷり。客演のふたり、冒険エリートでゴープロ命のキクチ・金子大地、元妻で考古学者になったエマ・呉城久美も生き生きしている。原住民に溶け込んで暮らすナオミ・藤谷理子、海賊の諏訪雅、角田貴志、中川晴樹が、まさかまさかの飛び道具ぶりを存分に発揮してました~

最後にやっぱり、出演陣一同が横一列で挨拶し、グッズを売り込みむ。この小劇団感もたまりません。

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