星野源 MAD HOPE
Gen Hoshino presents MAD HOPE 2025年10月
星野源の6年ぶり、半年にわたるツアー。抽選に外れたり、当選したのに日程が合わなかったり、いろいろあった末、アジアツアーをへた追加公演最終日のKアリーナ横浜を、奇跡的にゲット。崖のような上層階を覚悟して入場してみたら、なんとアリーナ前のほう上手寄り、A3ブロック7列で、星野源が目の前に… 何が起こったのか。早めに着いてTシャツを着込んで、たっぷり3時間。シンプルなセットと照明の変化で、ひたすらお洒落でビートが効いていて、完成度の高いナンバーを堪能しました。
全国47都道府県、海外15都市でのライブビューイングも実施されていて、スペシャルな日だったけれど、妙な気負いはない。冒頭、自ら脚本を書いたというボイスドラマ(サル、カッパ、ヒトの会話。声優は宮野真守、種﨑敦美、安元洋貴)で「自分が存在する意味を見つけたってそこに幸せはない。地獄に落ちることはない、今ここが地獄だから」と言い切り、中央から白基調のパーカの星野がせり上がって「地獄でなぜ悪い」。2024年紅白で歌えなかった経緯もあるし、ただ音楽を楽しむというメッセージが明快。
「朝までやるよ」とおどけながら、大好きな色気っぽい「Ain't Nobody Know」から、ご機嫌な「Pop Virus」の流れが最高。ラップのMC.Waka(オードリーの若林正恭)もビデオで書き下ろしリリックを披露。ニューアルバム「Gen」からミラーボールきらきらの「Eden」などを挟み、「人生を変えた2曲」と紹介して「恋」「SUN」を連発、ちょこっと恋ダンスのサービスも。
ビデオで赤えんぴつ(バナナマンのフォークデュオ)が「OBEN ふんばれ」トーク、おげん作で微妙に格好良い「色えんぴつ」を歌ったあと、星野は自転車でセンターステージへ。アコースティックギター弾き語りで1stフルアルバムから可愛い「子供」、ずしんと「暗闇」。細野晴臣、亡き初代ディレクター東榮一への感謝を語って「くせのうた」。「悪いことは重なるなあ」… 満員の2万人が静まりかえる美しい時間。
インターバル映像で「The Shower」インストバージョンにのせ、今までのPVを振り返る。いやーホント、いてくれてよかったよ。舞台に戻って赤い照明、重量級の「Sayonara」、スモークのなかギターバトルの「Mad Hope」、「Star」、ドラムソロから「2」でYounjiのビデオをまじえつつ、聴衆を巻き込んでがんがん盛り上がる。ボイスドラマと「助けてー!ドラえも~んー!!」のコールも楽しく、「喉がほこりっぽい」と言いながらも難曲「創造」で存分に疾走し、「星野源のライブにはアンコールがあります」と笑わせてから、思い切り「HalloSong」で本編終了。
再びボイスドラマでサルたちが「すべては消える。だから今このどうでもいい一瞬を楽しむんだ」と語り、アンコールはお約束、盟友ニセ明が黒ジャージで。今年リリースした、まさかのメジャーデビュー曲「Fake」はビデオでハマ・オカモト(ウソノ晴臣)、宮野真守(アイドル雅マモル)、上白石萌音(マネ)が登場。アジアツアーの面白エピソードをしゃべり、爽快に「WeekEnd」をカバー。ニセさんがこんなに面白いと思わなかったな!
そして「構成・星野源」に至る長いエンドロール後、着替えていよいよ〆のMC。「この6年、本当にいろんなことがあって心からうんざりして。音楽を作っているときだけは楽しかった」の吐露は、コロナのことか社会状況かプライベートなのか、痛々しいほど。こんなに才能があるってどんな人生なのか。「これからもたくさん音楽を聴いてください。あなたがどん底にいるとき、僕はそこにいるから」と語って、名曲「Eureka」でしみじみエンディング。「ラララ」のシンガロングが染みた~
バンドは長岡亮介(ギター)をバンマスに、三浦淳悟(ベース)、伊吹文裕(ドラム)、櫻田泰啓(キーボード)とストリングス(美央、伊能修、二木美里、村中俊之)、ホーン(武嶋聡、佐瀬悠輔、池本茂貴)。特効テープを2回ともゲットしちゃったりして大満足。でも最後の深ーいお辞儀と「さようなら」に、しばらく音楽はお休みということかなー、星野ファンというより音楽ファンというこの空気は貴重なのになー、と妙に感慨に浸りました。
以下セットリストです。
1,地獄でなぜ悪い
2,化物
3,喜劇
4,Ain't Nobody Know
5,Pop Virus feat. MC.waka
6,Eden
7,不思議
8,恋
9,SUN
赤えんぴつからのビデオメッセージ
10,子供
11,暗闇
12,くせのうた
When did you get into Gen Hoshino?
13,Sayonara
14,Mad Hope feat. Louis Cole, Sam Gendel,Sam Wilkes
15,Star
16,2 feat. Lee Youngji
17,ドラえもん
18,Melody
19,創造
20,異世界混合大舞踏会
21,Hello Song
アンコール #1:
22,Fake by ニセ明
23,Week End by ニセ明
アンコール #2:
24,Eureka

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