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落語「小町」「親子酒」「擬宝珠」「ちりとてちん」「不動坊」

紀尾井らくご 小太郎の真打ち昇進を祝う会 昼の部 2021年2月

続けざまに落語。今度は柳家さん喬一門の小太郎、改め㐂三郎昇進で、めでたい会でした。
紀尾井小ホール中央で4000円。入り口で披露のパンフ(龍延寺住職が寄稿)が配られ、ご本人がチケット売り場に登場、前の方はご贔屓で埋まってました。たっぷり2時間半。ラルテ主催。

幕が開くとさん喬、喬太郎、小太郎が並んで頭を下げ、口上にはまだ早いということで親子鼎談。エレベーターに一緒に乗り込んで弟子入りを志願したとか、エピソードをいろいろと。喬太郎の「遠く(トーク)にありて」が滑ったところで、開口一番へ。
小きちが名乗りもせずに「小町」。「道灌」の前半部分なんですね。ご隠居が書画の雨乞い小町、深草少将を語り、ハチがボケる。右向いて左向いてで、どうしたことかと思ったらなんと初高座。いやー、初々しいはずです。

1席目は2ツ目の柳家やなぎが、きっちりと「親子酒」。女性の仕草あたり、ちょっと喬太郎さん似。一門ですね。
続いて喬太郎が、ようやく小きちを紹介してあげて、小太郎の妖怪好き、自分の怪獣好きには深入りせずに「擬宝珠」。世にもバカバカしい噺をテンポよく。安定の緩急自在ぶりです。
畳み掛けるようにさん喬が登場して「ちりとてちん」。お祝いにどうかと思うほど、こちらもバカバカしいんだけど、若いトリをたてる配慮かしら。こんな噺でも上品なのが、さすが。
仲入りを挟んで大神楽が登場。定番の獅子舞、傘、土瓶回しに加え、お祝いの数え歌、珍しい獅子の立ち回りで投げた扇子をくわえる芸までたっぷりと。ちょっとたどたどしい人もいたけど、まあ、めでたくていい。
トリは主役の小太郎。小柄で、勢いよく登場して、前の方に陣取ったご贔屓も一緒にピースし、「不動坊」へ。吉公が大家から、夫の講釈師不動坊を亡くしたお滝との縁談(借金付き)を勧められ、いい女だと思ってたので上機嫌。湯屋でそれを聞いた長屋の独り者連中が悔しがり、売れない噺家を雇って不動坊の幽霊に仕立て、脅かして縁談をつぶそうとする。ところがアルコールで火の玉を作るはずが「餡ころ」を買ってきたりして、ドタバタに。明るさが合ってるけど、ちょっと口調が乱暴かな。

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