She Loves Me
WOWOW「おうちブロードウェイ」 She Loves Me 2021年1月
番外編で「松竹ブロードウェイシネマ」シリーズで上映された「シー・ラヴズ・ミー」を録画で鑑賞。メグ・ライアン&トム・ハンクス「ユー・ガット・メール」など3回も映画化されたとあって、王道ラブコメぶりが文句なく楽しい。オールドファッションな舞台セットも素敵。
1937年のハンガリー人Miklos Laszioによる戯曲をミュージカル化し、1963年にブロードウェイ初演。映像は2016年リヴァイヴァル公演のものだ。脚本ジョー・マスタロフ、作曲ジェリー・ボック、作詞シェルドン・ハーニック、演出スコット・エリス。
ブタペストの香水点で働くジョージ(ザカリー・リーヴァイ)とアマリア(ローラ・ベナンティ)はふとした切っ掛けで犬猿の仲に。しかし実は匿名の文通相手で、知的なやり取りをして惹かれ合っていた。カフェでの待ち合わせ、アイスを持参してのお見舞いと、両思いなのになかなか告白できないシーンが、じれったくも可愛い。
ベナンティがVanilla Ice Creamなどで、超絶技巧のソプラノを存分に披露。映画でも活躍しているというリーヴァイは、笑いから切なさまで表現が豊かだ。おバカな同僚のジェーン・クラコウスキーはA Trip To Libraryなどダンスもキレキレ。テレビドラマでも実績があるんですね。ほかに浮気者の同僚にギャヴィン・クリール、老店主にバイロン・ジェニングス。
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