「短命」「茶の湯」「蜘蛛駕籠」「井戸の茶碗」
傅志会 第十二回 2020年12月
立川流4人が順序を替えつつ演じ、志の輔&談春が揃う予約困難な落語会に足を運んだ。イイノホールで5500円。
まず生志(しょうし)があがって、コロナ対策のやや愚痴っぽいマクラから「短命」を勢いよく。「何やったって後は兄さんたちがなんとかしてくれる」と楽しそう。続いて志の輔が、コロナ話から爆笑の「茶の湯」をたっぷりと。半可通の無茶苦茶、泡だらけの「茶」に耐える顔芸もすごくて、身をよじる。さすが。
仲入りを挟んで談春が、志の輔は来週4日間も大阪だから「今日が見納めかも」などといじり倒して、「蜘蛛駕籠」。テンポが良く痛快だ。酔客も見事で、崩れた感じが談春らしい。トリは雲水となり、志の輔が長引いたせいか?マクラなしでお馴染み「井戸の茶碗」を丁寧に45分。正しい武士に振り回されちゃう屑屋の実直な感じが、ニンでしたね。満喫~
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