文楽「桂川連理柵」
令和2年12月文楽公演 第二部 2020年12月
締めくくり中堅主体の本公演は、年の差心中の世話物。鶴澤清馗のコロナ感染、豊竹咲寿太夫も濃厚接触認定による中止を乗り越えての上演となった。国立劇場小劇場の前の方中央で4500円。休憩なしの1時間半。
まず六角堂の段を、小住太夫が咲寿の分もこなし、亘太夫のほか、清馗に替わり鶴澤清志郎が登板。しっかり者のお絹(一輔)が丁稚長吉(清五郎)を言いくるめる。
続く帯屋の段は織太夫、燕三の安定のチャリ場から、藤太夫、清友にリレー。継母おとせ(玉佳)と義弟・儀兵衛(蓑紫郎)のノリノリの長右衛門(文司)いじめ、お絹の痛快な逆襲、長吉の可笑しみ、そして老父・繁斎(玉助)の切々とした苦言を存分に。父と妻の善意に触れても、幼いお半(蓑二郎)ののっぴきならない決意を知って、長右衛門は悲しい宿命をたどる…
嶋大夫さん、勘十郎さんや玉男さんで2度観ているけど、やっぱり変化に富んで面白かったです。激動の1年、お疲れでした!
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