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柳家喬太郎「松竹梅」「小言幸兵衛」

文春落語オンライン 柳家喬太郎独演会Vol.09  2020年11月


5月から開催しているというライブストリームで、喬太郎さん。十分に笑わせてくれます。1週間のアーカイブ付きで1100円。20時から中入りを含め2時間。

まず結婚式司会のバイトで、新郎新婦が空手の「板割り」をしてびっくり、というマクラから「松竹梅」。軽い滑稽噺だけど、芸達者ぶりがたっぷりで楽しい。松竹梅とめでたい名前の職人3人が、お店の婚礼に呼ばれる。隠居から余興の「なった、なった、じゃになった」「何じゃになーられた」を習う。謡の調子で、との指示だけど、浪曲風、都々逸風、ついには納豆売り風に。本番ではオチの梅が忌み言葉を連発してしまう。松竹梅が「婆さん」を連呼しちゃうとか、テンポが早くて軽妙だ。
中入りがあって、青梅あたりに日帰り旅したいなあ、と語りつつ「小言幸兵衛」。大家の幸兵衛は毎朝長屋を見回って小言を言う。空き家を借りにきた威勢のいい豆腐屋を、女房にケチをつけて追い返し、次に訪れた腰の低い仕立て屋に対しては、息子がいると聞き、斜向かいの娘と心中するに違いないと妄想。最期に唱えるのが法華じゃ様にならない、宗旨替えしろと言い出す始末…。サーベルで「マグマ大使」とか、脱線は少なめだけど、小言を言われる側の戸惑いぶりが絶妙だ。妄想の心中シーンも近松ばりで上手いなあ。
2席の後に質問コーナーがあって、まず古典と現代感覚のズレを尋ねられ、幸兵衛の違和感、演じる難しさを真面目に。ラストは療養するファンを明るく励ましてました。面白かった~

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