« One world Together at Home | トップページ | At Hopme Gala »

エウゲニ・オネーギン

巣ごもりシアター エウゲニ・オネーギン   2020年4月

誠に残念ながら、コロナ対応でライブ公演はすべてキャンセルなので、備忘録として映像鑑賞を記録します。
まずは2019年オープニングで、台風のため公演が中止になったチャイコフスキー「エウゲニ・オネーギン」を、新国立劇場のオンライン配信「巣ごもりシアター」で。アンドリー・ユルケヴィチ指揮、東京フィル。

2013年のMETライブビューイング、2016年のマリインスキー・オペラの来日公演で聴いた演目だ。METのネトレプコ、グヴィエチェン、ベチャワのゴールデントリオが、記憶に強く残っている。

今回、キャストはロシア出身で固めていて、タチヤーナのエフゲニア・ムラーヴェワ(サンクトペテルブルク生まれのソプラノ)が気品もあって良かった。タイトルロールのワシリー・ラデューク(バリトン)は徐々に調子を上げ、レンスキーのパーヴェル・コルガーティン(テノール)はやや軽いけど、のびのび。グレーミン公爵のアレクセイ・ティホミーロフ(バス)が堂々として情緒もあって、拍手が多かった。

モスクワのヘリコンオペラの芸術監督ドミトリー・ベルトマン演出の新制作。妹オリガ(ロシアや東欧で活躍するメゾ、鳥本弥生)は冒頭、フリフリのピンクドレスでコミカルだけど、幼く未熟な設定を象徴的に表現。大詰めでは一転、大人になったタチヤーナが、美しい真っ赤なドレスを脱ぎ捨て、哀しい心情を吐露するのがドラマチックだ。合唱がストップモーションなどで達者に、心ない世間を表す。演劇だなあ。

« One world Together at Home | トップページ | At Hopme Gala »

オペラ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« One world Together at Home | トップページ | At Hopme Gala »