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談春「明烏」「芝浜」

35周年記念立川談春独演会 阿吽ーー平成から令和へ   2019 年12月

年末らしい、楽しみな演目の独演会を、友人夫妻と。師匠、どこか力が抜けて、いい感じだ。2000人収容という昭和女子大人見記念講堂の中央、やや前のほうで4500円。

前座なしで師匠が登場し、1席目は「明烏」。メーン前の滑稽な噺なんだけど、人物がくっきりして聞き応えがある。町内一のワル2人組の、ダメ男ぶり、脱線ぶりが可笑しくてたまらない。

中入り後はマクラ無しで、ネタ出し(予告演目)の「芝浜」だ。相変わらず巧いんだけど、それだけでない。女房が嘘をついた理由とか、解釈は目立ち過ぎず、自然に泣けてくる。テーマは忘れるということ、なのかな。年の瀬、除夜の鐘にひととき耳を澄ます情感と、自堕落な人間が過去は過去として受け入れ、前を向いて生きていけることの幸せ。染みました~

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