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ウエスト・サイド・ストーリー

ブロードウェイ・ミュージカル ウエスト・サイド・ストーリー  2019年10月

新感線が楽しかった360°シアターで、今度はミュージカルの古典。派手さはないけれど、相変わらずダイナミックな場面転換と、ラストのトニーの疾走が格好良かった。IHIステージアラウンド東京の上手寄り、前の方のいい席で1万5000円。休憩を挟んで2時間半。

演出のデイヴィッド・セイントは、オリジナル脚本のアーサー・ローレンツの薫陶を受けたとか。言わずとしれたレナード・バーンスタインの名曲、ジェローム・ロビンスの振付をかなり尊重している感じ。「Tonight」で恋人たちが立つバルコニーが前方にせり出し、背景映像で夜空に舞い上がるように見せるのが面白い。後半の幻想的な「Somewhere」では、シンプルながら規格外の間口の広さが効果的。
映像で冒頭、若者が起こす事件の記事を畳み掛けたり、1950年代NYの景観を展開したり。担当した59プロダクションズは、お洒落な「パリのアメリカ人」のチームなんですね。生オケの指揮はベテラン、マイケル・ダフ。

俳優陣も手堅かった。トニーのトレヴァー・ジェームス・バーガーはテキサス州立大、可憐なマリアのソニア・バルサラはニューヨーク大、迫力あるアニータのエイドリアナ・ネグロンはモンテクレア州立大と、みな芸術学部卒とのこと。エンタメ人材の育成力を感じる。
カーテンコールは撮影OK。帰りにはドクのドラッグストアのセットも、撮影させてくれました~ 劇場のすぐそばには屋台村があり、休日らしい雰囲気。

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