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小澤征爾音楽塾「カルメン」

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅩⅦビゼー:歌劇「カルメン」  2019年3月
春めいた休日、若手による懸命なオケと合唱団を応援しに、小澤塾の千秋楽に足を運んだ。今回は残念ながら、83才となる塾長/音楽監督の小澤さんが、直前に急性気管支炎に倒れて降板しちゃったけれど、リエージュ王立フィル音楽監督のクリスティアン・アルミンクが、全編の指揮を溌剌と。お馴染みオペラ界屈指のヒットパレードと、水準の高い歌手陣、メト首席演出家デイヴィッド・ニースの演出という本格的舞台を楽しむ。東京文化会館大ホール、前の方やや上手寄りで2万5000円。休憩2回で3時間半。
タイトロールの美形サンドラ・ピクス・エディ(メゾ)は演技力が高く、4幕の純白のドレス姿が圧巻。許嫁ミカエラのケイトリン・リンチ(ソプラノ)が抒情豊かで目立っていた。頼りないドン・ホセがはまり役のチャド・シェルトン(テノール)も、尻上がりに高音の輝きを増す。日本人キャストも密輸商人レメンダードの太っちょ大槻孝志(テノール)が存在感を示してた。ほかに闘牛士エスカミーリョはエドワード・パークス(バリトン)、上官ズニガはジェフリー・ベルアン(バス)。
アジア各地から集まったという総勢60人からのオケは、堂々たる演奏ぶり。京都市少年合唱団が可愛いかった。
そして2回めのカーテンコールに小澤さんが登場! ちょっと足元がトボトボしていたけど、満場のスタンディングオベーションで感謝を伝えました~ 来年は「こうもり」だそうです。小澤さん、どうぞお元気で!
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