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三三「明烏」「文七元結」

神田明神文化交流館こけら落とし公演 柳家三三独演会  2018年12月
イベントやショップで文化を発信する新設の神田明神ホールで、歳末に落語を聴く。なんだか貫禄が出て、いい感じの三三が、江戸情緒の廓噺と大ネタの人情噺をたっぷり2時間。1ドリンク付きで3800円。パイプ椅子を並べた最後列だけど、高座を高くセットしていて見やすかった。
前座ナシで飄々と登場。この会場は首相官邸みたい、落語ではこけら落とし、昨日はプロレスだったらしい、左膝が痛くなり近所の医院に行ったけど正座するなと言われて…などと笑わせて、「明烏」。談春で聴いたことがある吉原入門。堅物の若旦那を連れ出す、遊び人2人がちょっとけだるく、頓珍漢なやり取りで笑わせる。脱力感が程よい色気だ。
中入り後、マクラはそこそこで贅沢に「文七元結」。さん喬、談春のような泣きは控えめ、それより江戸っ子気質に味がある感じだ。借金で追い詰められてるくせして、身なりにこだわったり、職人の腕一本が何よりの信用だったり、一度出したカネは受け取れないと格好をつけたり。呆れちゃうけど憎めない。
最後は幕がないので引っ込みにくく、皆さんご寄進を、とジョーク。充実してました。

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