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講談「木津の勘助」「め組の喧嘩」

春陽党大会  2018年11月
神田春陽さんの講談の会。らくごカフェの前の方で2000円。中入りを挟んでたっぷり2時間強。
前座は田辺いちかで「長州ファイブ 若き日の英国密航」。若き井上薫、伊藤博文らの史実をベースに、開国思想の芽生え、水夫扱いの苦労などをはきはきと。
春陽さん1席目はゲストの活動写真弁士、坂本頼光が映画の仕事で岐阜に行っていて、間に合うかハラハラしたこと、頼光さんが付き人をしていたアラカンの甥・山本竜二の居酒屋「竜ちゃん」で呑んだ話など、カルト感満載のマクラから、真打ちお披露目で聴いた「木津の勘助」。浪速の侠客の誕生談は、講談らしくて歯切れがいい。
続いてゲスト坂本頼光さん。活弁がテーマの映画に協力する苦労話から、自作アニメ「サザザさんシリーズ」へ。小池朝雄、殿山泰司、大滝秀治ら往年の映画俳優キャラに声真似をのせるのだけど、水木しげる風のタッチで、彫師やら妖怪やら、超ブラックでびっくり。本当に忙しいらしく、終わってすぐ機材をまとめて帰られました。
中入りにビールを調達。スペシャルゲストの岡大介が登場。実は坂本さんが間に合わない場合の備えて呼ばれてたらしい。若いんだけど、沖縄発祥のカンカラ三線で明治大正の演歌=自由民権時代に政府・世相を批判した演説歌を披露するんだそうです。これまた反骨かつマニアックだなあ。曲は小沢昭一も好んだという添田唖蝉坊(そえだ・あぜんぼう)の「金金節」。
ラストは春陽さんで、江戸時代の奉行や火消しについて説明してから「め組の喧嘩」。歌舞伎にもなっている町火消しと力士の喧嘩談で、啖呵の応酬だから歯切れがよく痛快だ。発端が芝神明宮境内の相撲の春場所で、騒ぎを大きくした半鐘が「遠島扱い」という決着も面白い。なんだか盛りだくさんでした~

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