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ジャージー・ボーイズ

「ジャージー・ボーイズ」横浜公演  2018年11月

2015年に来日公演が楽しかったジュークボックス・ミュージカル。2016年の日本版がミュージカルとして初めて、読売演劇大賞最優秀作品賞を獲得するなど話題だったので、再演に期待したところ、なんとシアタークリエ公演が台風で中止に。追加公演の振替でやっと観ることができ、感慨がありました~
本編は中川晃教らキャストがなかなかのクオリティ。モニターを積み上げ、舞台上のカメラマンがクローズアップを映したり、鉄筋・長い階段のシンプルなセットを回してスピーディーに場面を転換したり、見せ方にも工夫がある。大評判をとった演出は、蜷川幸雄さんの助手だった藤田俊太郎。老若男女幅広い神奈川県民ホール大ホール、中央の振替席で1万1500円。休憩をはさみ3時間弱。製作東宝。
なんといっても全編のキーとなるフランキー・ヴァリの中川が、人気だけあって名曲のファルセットを堂々と披露し、舞台を牽引。小柄なやんちゃ感もいい。その他キャストは新結成というTEAM BLUEで、フランキーと対立するろくでなしトミーの伊礼彼方が、色気を存分に発揮し、ストーリー性を担う。ボブの矢崎広は線が細いけど、知的かつキュートな造形で憎めないし、ニックのspiもハーフの容姿と長身に、人のいい感じがはまってた。
ほかにオネエのプロデューサーに太田基裕、マフィアのボスに貫禄の阿部裕、フランキーの妻に綿引さやから。たぶん本作には会場が大きすぎるんだろうけど、阿部はさすがに存在感があったな。
ヒット曲の数々は、日本語歌詞にしていて親しみやすい。翻訳は「コペンハーゲン」などの小田島恒志、訳詞は高橋亜子、美術は「近松心中物語」などのお馴染み松井るみ。
あらかじめロビーにお知らせがあって、カーテンコールのメドレーでは聴衆もペンライト(200円)で舞台に参加し、大盛り上がり! 振替なのでタオルも頂きました。あー、楽しかった!

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