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三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか?

岩松了プロデュースvol.3 三人姉妹はホントにモスクワに行きたがっているのか?  2018年2月

大好きな岩松了さんが作・演出で、若手俳優たちと作るシリーズ第3弾。「カスケード」「宅悦とお岩」に続くバックステージものの群像劇だ。学園祭めいた下北沢駅前劇場、中央やや後ろ寄りで4200円。休憩無しの約2時間。

魅力的なタイトルが示すように、今回、若者たちはチェーホフ「三人姉妹」の稽古中。登場しない演出家の意図や配役を推測したり、インタビューを受ける仲間を羨んだり、いつもながら思い悩む姿が若者らしい。
プログラムの岩松さんのコメントによると、モスクワに帰りたいと思い続けている三人姉妹は、「今日的には難民たちの心情」。だんだんボロボロになっていく俳優たちの衣装が、難民のようで、また生きていくこと、演じることの厳しさも思わせ、なんだか切ない。

「鳥の名前」でみた井端珠里(オーリガ)が大人っぽく舞台を牽引。片山友希(イリーナ)とのダンス、椎名琴音の歌とウクレレがいい。森優作(アンドレイ)、福田周平(戯曲に登場しない市長プロトポーポフ)の個性が目を引く。高橋里恩(ヴェルシーニン)は長身が映え、2枚目の坂東龍汰(トゥーゼンパフ)はどこか現実感の薄さがはまっていた。
皆さん、これから活躍していくんだろうな~ 客席にはムロツヨシさんらしき姿も。

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