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浄瑠璃「阿古屋」

床だけコンサートⅡ  2017年9月

文楽の音楽を愉しむと題した、鶴澤燕三が中心の太夫・三味線のコンサートに行ってみた。年配ファンが多い大田区民プラザ、前の方中央で5000円。休憩を挟み2時間。

序章は雛壇前方に、燕三ら三味線陣7人が並んで演奏。文楽のいい節回しをつなぎ合わせて聴かせる趣向だ。
続いて全員でトーク。明るい豊竹呂勢太夫が司会の才能を発揮し、三味線陣では竹澤宗助、中堅の鶴澤清志郎、ダイエットに成功した清馗、若手の寛太郎、清公、そして燕三さん期待の燕二郎、さらに太夫陣で豊竹睦太夫、靖太夫に、テンポよく話を振っていく。大役の思い出、胡弓の弦が切れちゃったハプニングや、師匠のクセなどをコミカルに紹介して、親しみがわく。

休憩後は、まず短く「今昔時移流(いまはむかしうつりゆくとき)」。時をテーマに浄瑠璃を編曲したものだ。
そして素浄瑠璃「壇ノ浦兜軍記 阿古屋琴責の段」を1時間。呂勢太夫が筆頭で熱演し、睦太夫も聴きやすい。
そして燕三、宗助のリードで、燕二郎が重責の三曲を披露。冒頭の琴はちょっとバタバタしていたけれど、三味線になって落ち着き、大詰めの胡弓は滑らかな音色で、かなり達者でした!

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