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談春「一目あがり」「五人廻し」「動物園」「文違い」

立川談春「廓噺の会」   2017・5

夏の夕暮れの雰囲気がいい感じの浅草。1月の「居残り佐平次」、2月「明烏」に続いて、立川談春が遊郭をテーマにする会へ。3日連続の2日目だ。浅草公会堂、中央あたりで4320円。中入りを挟み約2時間半。
開口一番は立川こはるが、「こう見えて女性ですよ」といつものフリから、はきはきと「一目あがり」。
談春が登場して、弟子ちはるを普通の会社に奉公に出した、と驚きのコメントから「五人廻し」。関東の遊郭で、一人の遊女が複数の客を相手する「廻し」制度の解説、そして若い者が花魁に待ちぼうけを食わされた客に、さんざん苛められる。癖のある客たちの造形が見事だ。

中入り後は客演で、大阪出身の立川雲水。元は英語圏のジョークだそうで、怠け者が職を世話され、移動動物園に行ってみると、なんと虎になりすます仕事。園長の「蒲生」をギャグにするパターン。ちょっとねっちり。
トリは談春さんで、2015年話題だったドラマや近く公開の映画の話題などから「文違い」。昨年三三さんで聴いた演目だ。新宿を舞台に、客と遊女が次々に騙し合いを繰り広げる。どうしようもない男女同士の、それでも必死な感じが巧いなあ。
2席とも、廓ならではの、むき出しの欲と色気がよかったです!

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