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METライブビューイング「連隊の娘」

METライブビューイング アンコール2016 「連隊の娘」  2016年9月

夏のアンコール上演で、ドニゼッティの明るい旋律に彩られたフランス風喜劇を楽しむ。イタリア出身マルコ・アルミリアートの指揮で、ファン・ディエゴ・フローレスのハイC連発と、歌う女優ナタリー・デセイの技巧が激突。2008年4月26日の上演だ。休憩を挟み3時間弱。東劇で3100円。

物語は素朴で、やや単調なほど。ナポレオン戦争当時のチロル地方に住む農民トニオ(フローレス)は、両親と生き別れフランス軍で育てられた美少女マリー(デセイ)と恋に落ちる。シュルピス軍曹(アレッサンドロ・コルベリ、バス)らに結婚を認めてもらいたい一心で入隊。ところがマリーはベルケンフィールト侯爵夫人(達者なメゾ、フェリシティ・パルマー)の姪とわかり、パリの大邸宅へ連れていかれる。
後半、マリーがしとやかにしつけられ、あわや貴族と結婚、というタイミングで、立派に昇進したトニオと連隊が乗り込んでくる。実はマリーは実の娘、という秘密を暴露された公爵夫人は、2人の真の幸せを願って結婚を許し、ハッピーエンドに。

やはりフローレスの輝く声、突き抜け感が圧巻だ。「友よ、きょうは何と楽しい日」はアンコールこそなかったものの、9回のハイCを軽々聞かせ、拍手が止まらない。デセイはもちろん巧いけど、前半の男の子のような服装や、無邪気なアイドルらしさはイマイチだったかな~
ローレン・ペリーの演出は1幕は美しい山岳、1幕は重厚な屋敷で正統派でした。

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