2015年喝采づくし 含むNY!
番外編でニューヨークシリーズもあり、超充実の2015年。喝采づくしを振り返ります。
まずオペラでは、ついにメトロポリタンデビューを達成しました! 3回行った中でも、100年ぶりの上演だったビゼー「真珠採り」が、ダムラウらスター3歌手揃い踏み、大晦日のガラ公演という華やかな雰囲気と相まって、大感激でした。
来日公演では、英ロイヤル・オペラの「ドン・ジョバンニ」が高水準。5月にはスターテノール、ヨナス・カウフマンのリサイタルも、数年越しの来日実現とあって感慨深かったなあ。
ミュージカルは、やはりNYブロードウエーで観た「パリのアメリカ人」が、予想以上に洗練されたダンスと演出にびっくり。来日公演ではジュークボックス作品の「ジャージー・ボーイズ」が、楽しさ満載だった。
Jポップでは5月に初のサザンオールスターズ、続いて久保田利伸のコンサートに参戦して、踊りまくりました~
伝統芸能のほうはまず文楽。このところ大夫陣の厳しさが続いているものの、めでたい2代目吉田玉男襲名公演の「一谷嫩軍記」など、人形、三味線が充実していて頼もしい。
歌舞伎も2月に三津五郎さんが亡くなってショックが大きかったけれど、人間国宝・玉三郎の極付「阿古屋」や仁左衛門らの「新薄雪物語」、中堅では猿之助の「黒塚」などを堪能。
成田山に参詣して、人間国宝・梅若玄祥の蝋燭能「碇引」も観ることができました。
落語は今年、ドラマの活躍などでますます気合十分の談春「百年目」や、対照的に緩急自在に磨きがかかる喬太郎「百川」が素晴らしかった。
講談では神田春陽が真打昇進後、定席初のトリ「橫谷宗珉」でお祝いムード。さらになんと浪曲まで初体験し、玉川奈々福「曲垣と度々平~大井川乗り切り」に感心。
演劇はまた、たくさん観ました~ なかでも2月の「マーキュリー・ファー」が、観終わって俄かに立ち上がれないほどの名舞台で、やっぱりナンバーワンだったかなあ。高橋一生、半端ないです。
インパクトという点では、藤田貴大「cocoon」再演の圧倒的熱量、「タンゴ・冬の終わりに」の三上博史の憑依ぶりにものけぞった。80歳の大御所・蜷川幸雄の執念さえ感じさせる「ハムレット」は、32歳と大人びた藤原竜也が、さすがの説得力を発揮。
戯曲では大好きな岩松了さん「結びの庭」が、洒落たミステリー仕立てに加えて、「読後感」も深かった。前川知大の「語る室」はいつになく大人のしみじみ感。翻訳ものの「RED」が面白かったので、佐倉までロスコの絵を観に行っちゃいましたよ。
俳優では、倉持裕「虹とマーブル」の小出恵介がなかなかの色気を、「地獄のオルフェウス」の大竹しのぶが振幅の大きさを見せつけてくれました。
2016年もいろいろ楽しみます!
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