An American in Paris
An American in Paris 2015年12月
寒空のTKTS(チケッツ)で、なんと1時間並んでRushをゲットした、トニー賞の振付賞受賞作へ。ミュージカル映画の古典「巴里のアメリカ人」(1951年)の舞台化で、期待通りダンスがめちゃめちゃ美しい! 舞台装置も秀逸で、とってもお洒落でした~ タイムズスクエアに面した名門Palace Theater(パレススアター)の2F端で64.5$。見切り席だったけど十分エンジョイしました。
演出・振付でブロードウェーにデビューしたChristopher Wheeldon(クリストファー・ウィールドン) はロイヤル・バレエの常任振付家だというから、とんでもなく贅沢だ。大詰めの、流麗な長尺バレエシーンが最大の見どころだけど、お馴染みGeorge Gershwin(ジョージ・ガーシュイン)の名曲にのせて、タップもモダンも、ちょっとフォッシー風もと、バリエーション豊か。
さらに驚くのは主演の2人。主役ジェリーのRobert Fairchild(ロバート・フェアチャイルド)はニューヨークシティバレエのプリンシパル。ヒロイン、リセのLeanne Cope(リアン・コープ)はロイヤル・バレエのファースト・アーティストというから、こちらもバリバリのバレエダンサーなわけです。重力を感じさせない踊りが素晴らしいのはもちろんのこと、歌も巧い。凄い才能。特にリセの抜群のメヂカラが、舞台を牽引します。
お話は大戦直後のパリを舞台にした、王道青春ストーリー。アメリカからやって来た画家の卵と、可憐なバレリーナの卵が恋に落ち、一度は夢をかなえるためにあきらめようとするけれど…と、ラ・ボエーム風です。
セットがまた素晴らしい。2人が会う川岸を俯瞰のように見せるなど、比較的シンプルながら絵画的な工夫が満載だ。プロジェクションマッピングの使い方が実に洗練されていて、流れるようにセットを転換していくのも洒落ていた。
今回NYで観たもう1本のミュージカル「レミゼ」が、歌中心だったので、ダンス中心の作品も見られて、いいバランス。是非、オリジナルキャストで来日してほしいな~ 外見が普通のビルなのに、内装はオペラハウスのような劇場の雰囲気も楽しかった。
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