ピピン
ブロードウエィミュージカル「ピピン」 2015年9月
ボブ・フォッシーが振付・演出した1972年初演作を、「ポーギーとベス」「Hair」やシルク・ドゥ・ソレイユのダイアン・パウラスが演出し、2013年のトニー賞リバイバル作品賞を獲得した作品の来日公演。幅広い客層のシアターオーブ、上手寄り前の方で1万3000円。休憩を挟み2時間半。
チェット・ウォーカー振付の、スタイリッシュで色っぽいダンスに期待して足を運んだが、そちらはほんのちょっと。むしろシルク・ドゥ・ソレイユ流のアクロバット、ジャグリングとマジックの比重が大きかった。
物語はサーカスの旅一座が演じる劇中劇。どこぞの王子ピピン(新星ブライアン・フローレス)が特別な人生を求めて、戦争や革命を経験するものの、結局、子持ち女性との愛、そして平穏な暮らしを選ぶ。サーカスの設定とあって、カラフルできらびやかなんだけど、幕切れは劇中劇から現実に戻っていくので、カタルシスはなくちょっと寂しい。
重要な舞台回し役リーディングプレーヤーは、ブロードウェイ・キャストのガブリエル・マクリントン。唯一、存分にフォッシースタイルを披露して、歌も達者だ。
そしてなんといっても祖母バーサ役のプリシラ・ロペス! なんとコーラスラインの初演メンバーだそうで御年67歳だけど、見事なアクロバットを演じ切り、拍手喝采を浴びていた。
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