クイズ・ショウ
現代能楽集クイズ・ショウ 2015年3月
坂手洋二作・演出。やや年配のかたが多めの下北沢ザ・スズナリの最前列下手寄り、ペア前売でひとり3300円。休憩無しの2時間半。
通夜の帰り、温泉街…。様々なシチュエーションで、登場人物がひたすらクイズを繰り広げる。家族も友人も、人間関係とは問い、問われることの連続ということか。最古の演劇と言われる能の多くは旅人ワキが問い、主人公シテが問われる構造だ、という説明もある。
次々に繰り出される出題には、「クイズ」の語源にまつわる伝説といった面白い雑学が満載で、よくぞこれほど作ったと思うし、往年の人気テレビ番組の話題は懐かしい。そんな中に、安保法制やイスラム差別への言及も。ただ、あえて連続するストーリーを避け、暗転を挟んで細切れのシーンを続けていくスタイルなので、テンポはいいけど、うまく感情が流れなかったかな。
燐光群の劇団公演とあって、老若男女総勢26人がめまぐるしく登場。ロビーには坂手さんと妹尾河童さんらしき姿がありました。
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