« 半神 | トップページ | METライブビューイング「マクベス」 »

THE 39 STEPS

THE 39 STEPS   2014年11月

1935年のヒッチコック映画を、2005年にパトリック・バーロウがブロードウェイで舞台化。今回は放送作家の福田雄一が上演台本・演出を担当し、新旧のネタによるコメディに仕上げた。天王洲銀河劇場で9000円。休憩を挟んで2時間半。

ロンドンで暇を持て余している独身男リチャード・ハネイが、劇場で出会った見知らぬ女の殺害容疑をかけられちゃう。巻き込まれ型サスペンスの原型とも言えるストーリーだ。警察とスパイ組織に追われながら、キーワード「39階段」の謎を解き、国家機密漏えいを防ぐ大活躍。ひょんなことから手錠でつながれた金髪女性パメラとのロマンスもある。
そんな王道のハリウッドストーリーを、最近のヒット映画の物真似から懐かしい銅像ネタまで、コントで味付け。主役の渡部篤郎が予想通りに気取りまくり、水川あさみ、安田顕、佐藤二朗が残りの全キャスト、滝だの岩だのまでをドタバタとこなす。安田が意外に細身で、ミスター・メモリーなど変幻自在。全員マイクを使ってたけど、佐藤は地声でも十分いけそう。水川も癖のある声がいい。ストッキングを脱ぐシーンも綺麗。
最小限のキャストに合わせて、セットも手作りの味わい。ヒッチコック作品へのオマージュや、人間影絵がにやりとさせる。

010

« 半神 | トップページ | METライブビューイング「マクベス」 »

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: THE 39 STEPS:

« 半神 | トップページ | METライブビューイング「マクベス」 »