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松任谷由実コンサートツアー2013-2014

松任谷由実コンサートツアー2013-2014  2013・12

37枚目のアルバム「POP CLASSICO」をひっさげ、8カ月続く2年ぶりのツアー。40年前のデビュー日11月21日に、アルバムリリースとツアー初日を重ねた。年配の夫婦連れが多い。東京国際フォーラムホールA、2F中央で8400円。約2時間半。
今回の重要ポイントは、とにかく映画みたいなエンドロールが流れても絶対帰らないこと! (以下はネタバレですので注意してください)

ひときわ名曲が詰まった、ヨーロッパの香りがするポップ、というアルバムの雰囲気そのままのステージだ。ユーミンは高音がところどころ辛そうではあったけど、珍しい古めの曲もまじえて、じっくりと聴かせる。演出はお洒落だし、名曲に何度もじ~んとして、大満足でした!

おおまかに4つのパートがあり、冒頭は2階建てのセットからユーミンが宙乗りで降りてくる。背景にたなびく紗幕。アルバムジャケット(アートディレクター森本千絵)そのままの「風船ドレス」でぴょんぴょん跳ねるのが可愛く、暗転すると金のタイツ姿に。
背景が高窓に替わってからは、ユーミンの動きに合わせた巨大な人影や湖の映像、炎、滝などのプロジェクションマッピングが美しい。ユーミンは古風な赤いチェックのドレスで、正調ユーミン節「Hello, my friend」「シャンソン」などでたっぷり泣かせる。途中でバンドメンバーが「Isn't she lovely」を歌ったり、ギターとベースの見事なアンプラグドで聴かせたり。
後半は2階建てセットに戻って、雲やイルカの映像をバックに青い衣装、ラストはモノトーンのパンツスーツで颯爽と。サングラスをかけたりして、「WANDERERS」あたりから終盤は、ガンガン盛り上がっていく。
アンコールでは黒のタキシードに替わり、バックに子供時代の白黒写真が次々と流れて、ラストは今年、宮崎アニメの主題歌になった「ひこうき雲」。感動! これが高校生次代の作だなんて、改めてその才能に驚く。クレジットが流れていったん場内が明るくなるけれど、なんのその。止まない拍手にこたえて再登場! キーボードだけで一曲。このお楽しみは会場によって曲が違うようです。40年のキャリアと比類ないセンス、「今を受け入れてくれて有り難う」という言葉がしみました。

演出はもちろん松任谷正隆、音楽監督とキーボードは武部聡。バンドは若手を迎えたそうで、ギター遠山哲朗がいい。ベースは須長和広、パーカッション小野かほり、ドラム加藤久幸、サクソフォンその他は伊勢賢治、コーラスとギターは今井マサキ、コーラスに松岡奈穂美、須藤美恵子。衣装は篠原ともえデザイン、ディレクターが金澤見映。アナログアルバム大で、飛び出す絵本になっているプログラムが楽しい。セットリストは以下。

1,Babies are popstars
2,ミラクル
3,無限の中の一度
4,今だけを きみだけを
5,雨のステイション
6,NIGHT WALKER
7,経る時
8,Hey girl ! 近くても~一緒に暮らそう~彼から手をひいて~Hey girl ! 近くても
9,Hello, my friend
10,シャンソン
11,雨に願いを
12,Nobody Else
13,LATE SUMMER LAKE
14,Delphine~MODELE~Delphine
15,Miss BROADCAST
16,WANDERERS
17,Discotheque
18,青春のリグレット 
19,Laughter

EC1, 愛と遠い日の未来へ
EC2,14番目の月
EC3,ひこうき雲
EC4,卒業写真

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