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デカメロン21

結成20周年記念企画第一弾 ナイロン100℃ 39thSESSION「デカメロン21~或いは、男性の好きなスポーツ外伝」  2013年3月

作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ。繁華街のビル内、ライブハウスと同じ階にある小劇場「CBGKシブゲキ!」の、ほぼ中央の席で6900円。観客は若者中心ながら割と幅広い。休憩無しの約2時間。
配られた「御来場のお客様へ」という文章によると、台本は2004年「男性の好きなスポーツ」をサンプリング、リミックスしたもの。ひと言で言えば艶笑劇=エロティックコメディだ。
とにかく全編エロい妄想で、小学生が面白がって言いつのってる感じ。一応ふたつの設定があって、ひとつは援助交際している父親とその家族、万引きする女性、ワルの警官、女優が絡み合うもの、もうひとつはアメリカの少年たちとその怪しい家族、そして全体の監督みたいな「偉い人」「反論する人」が出てくる。とはいえストーリーらしいものはなく、ところどころダンスを挟んで、テンポ良くコントを並べた感じだ。
特に意味とか意図とか面倒なことは言わない群像劇であり、見ようによって悲劇にも喜劇にもなる。愚かしい人間たちを描くのは、ケラさんの芯みたいなものなのかな。
携帯の予測変換を見せるとか、小技が面白い。みのすけ、松永玲子、新谷真弓らに、安藤聖、内田滋、千葉哲也が加わって俳優陣はみな恥ずかしがりもせずに達者。プログラムは340ページの文庫本でした。

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