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春陽掃雲会「浅妻船」

春陽掃雲会 2012年4月

玉川上水沿いに花が散り残る武蔵野。武蔵境から徒歩15分の食事処「武蔵」で、神田春陽さんの講談を聴く。30人弱の親密な会で、食事代込み4000円。

最近引っ越したという春陽さん、若い頃は不動産屋で家賃2万円の部屋を探していて、駐車場と間違われた、「八丈島物語」を教わろうとして「6畳間住まいでは2丈足りない」と言われた、といったマクラから、同じ島でも三宅島が登場する「浅妻船」。
元禄期の絵師・英一蝶(はなぶさ・いっちょう)が、絵で将軍綱吉と柳沢吉保を風刺したため三宅島へ流されたが、俳諧師・宝井其角(たからい・きかく)が老母の面倒を見てくれる。其角は一蝶からの無事のサインを求めて、印の付いた島の干物を探しまくる、という友情物語だ。
流罪の契機になったとされる「朝妻船図」は、実際に板橋美術館にあるようです。また導入部分では、文人墨客が吉原で遊んで戯れに屏風を描いたりして、知的な遊びの感覚が面白い。

終わってから噺にちなんだ江戸料理。初鰹を和芥子で食べるのが珍しかった。ご馳走さま!

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