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テキサス

パルコ・プロデュース公演 テキサス 2012年3月

2001年の長塚圭史作・演出作品を、今回は河原雅彦が演出。パルコ劇場、前の方の席で7350円。若い観客が多い。
休憩無しの2時間強で、昭和っぽい居間のワンセット。グロテスクでシュールな笑いが詰まっているんだけど、「読後感」はすっきりしない。田舎暮らしのさえない境遇や容貌に対するコンプレックスをえぐり出して笑う、という感じなのかな。

マサル(星野源)が恋人・伶奈(木南晴夏)を連れて久しぶりに帰郷すると、姉の聖子(野波麻帆)、知人の長内(松澤一之)らの面差しがすっかり変わっている。時代に取り残されたような町で今、激安整形が流行っているのだ。やがて整形した人々が次々変調をきたし、姉ととっぽい恋人・沼田(政岡泰志)が死を選んだり、借金とりの四ツ星(岡田義徳)が実家に居座って、伶奈を薬物漬けにしちゃったり、その四ツ星はヤクザの桂(河原雅彦)に追いつめられたり、と救いのない展開が続く。
外国人風に整形しちゃった幼なじみの千鶴子(吉本奈穂子)が、変調の原因と決めつけられて町の人々から襲われるに至り、マサルはかつてのライバル・川島(高橋和也)とともに、怪しい整形医(湯澤幸一郎)との対決に赴く。川島と闘鶏、実は鶏のかぶり物をつけた格闘技で戦うとか、友人とつるむ牛沢太郎(福田転球)が本当は牛とか、ハチャメチャなギャグが満載です。

星野源が期待通り、飄々として良かった。岡田義徳、野波麻帆らも達者。高橋和也はすっかり年配になっちゃったなあ。

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