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2011年喝采づくし

2011年の喝采づくしをメモ。いつにも増してお芝居に足繁く通い、世の無常を強く思ったり、それに立ち向かっていく舞台人の姿を胸に刻んだりした1年でした。オペラは空前の来日ラッシュが一転してキャスト変更ラッシュになり、ハラハラもまた楽しみでありました。談志さんの訃報が大ショック。

演劇はやはり3月震災直後の野田秀樹「南へ」が、覚悟を感じさせて圧巻でしたねえ。舞台がなまものであることの難しさ、しかしだからこそ意図を超えて響くこと、を思いました。蜷川幸雄も5月の井上戯曲「たいこどんどん」、7月の「血の婚礼」に迫力があった。岩松了さんはさすがの安定感で、2月「国民傘」の深さ、12月「アイドル、かくの如し」の明るさが印象的。
4本も観た三谷幸喜はどれも完成度が高かったけど、4月「国民の映画」、12月「90ミニッツ」が切実で、引き込まれた。長塚圭史の7月「荒野に立つ」、倉持裕の5月の「鎌塚氏、放り投げる」、白井晃の6月「幽霊たち」もそれぞれ個性的で、洒落てましたね。俳優陣では「ろくでなし啄木」の勘太郎、「猟銃」の中谷美紀が楽しみ。

オペラはホロ様、パーペが揃ったMET「ドン・カルロ」、代役のボータが実力全開だったバイエルンの「ローエングリン」がさすがの水準で、面白かった。METのライブビューイングにもかなり通うようになり、デゼイの「ルチア」、フローレスの「オリー伯爵」、ネトレプコの「アンナ・ボレーナ」など、スクリーンながらスターの華を楽しみました。

文楽は5月「源平布引滝」の「かいな」で住大夫さん、12月「奥州安達原」の「袖萩祭文」で勘十郎さんの妙技を堪能。歌舞伎は歌舞伎座のさよなら公演に通い詰めたころと比べるとちょっと一服でしたが、「石川五右衛門」の染五郎が意外によかったかな。

落語の談志さんは1月の一門会で、「子別れ」を聴いたのが最後になってしまいました…。本当に残念。志の輔さんの「大河への道」、談春さんの「紺屋高尾」が心に残った。

コンサートは7月に念願のRIP SLYME、12月に前から気になっていた山崎まさよしを聴く機会があり、満足。9月にドリカムの大規模なお祭り、ワンダーランドに足を運んだのも忘れられません。さあ、2012年もいろいろ楽しむぞ!

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