« RIP SLYME STAR TOUR2011 | トップページ | 荒野に立つ »

七月大歌舞伎「義経千本桜」「勧進帳」「楊貴妃」

七月大歌舞伎 昼の部 2011年7月

話題の海老蔵復帰公演に足を運んだ。市川一門中心の配役。新橋演舞場の1階前の方、左寄りで花道のとっかかりがよく見える。1万5000円。

まずは「義経千本桜」から伏見稲荷鳥居前の場。初音の鼓が登場する導入部分で、露払いですね。紅白の梅、静御前を木に縛っちゃう趣向がちょっと色っぽい。面長の門之助さんの義経に、猿之助一門から猿弥さんの弁慶、笑也さんの静御前で若々しく。狐忠信の右近さんが、猿之助仕込みの荒事で、きびきびと格好良かった。

休憩で売店をひやかした後、お楽しみ「勧進帳」。松の舞台を背景に、富樫で海老蔵が登場です。なんだか痩せたようだし、ちょっと緊張気味か。でも声がいいので、舞台映えしますね。
義経は貫禄の梅玉さん、そして弁慶でいよいよパパ団十郎さんが登場。見どころが多い役だけに、とんとん進む感じだけど、要所要所にさすがのおおらかさが漂う。昨年観た幸四郎さんに比べて、勇ましい印象。お酒飲んじゃうところはちょっぴり皮肉だったけど。富樫に頭を下げて、飛び六法までたっぷりと。掛け声も多いし、盛り上がりました~

再度の休憩で昼食をとり、「楊貴妃」。1951年新派新劇合同公演で初演された大佛次郎作の戯曲を、斎藤雅文演出で。可憐から傲慢に転じる福助さんの楊貴妃と、海老蔵の宦官・高力士との、屈折した愛憎劇です。
海老蔵の怪しい美しさを生かそうとしたのだろうけど、現代劇風のセリフ回しや所作、中国衣装が、正統古典の後で観ると馴染めなかったかな。暗いシーンが多い3幕、やや長く感じちゃいました… 玄宗皇帝で引き続き梅玉さん。東蔵さんの李白が飄々として達者。

20110716_007 201107162

« RIP SLYME STAR TOUR2011 | トップページ | 荒野に立つ »

歌舞伎」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 七月大歌舞伎「義経千本桜」「勧進帳」「楊貴妃」:

« RIP SLYME STAR TOUR2011 | トップページ | 荒野に立つ »