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トゥーランドット

マリインスキー・オペラ「トゥーランドット」 2011年2月

2011年怒濤の引っ越し公演ラッシュの第1弾。NHKホールの1階ちょっと右寄り前の方。S席4万円。劇場のグッズ売り場もありましたが、入りは今ひとつか。

お馴染みのカリスマ、ワレリー・ゲルギエフ指揮の最終日。シャルル・ルボーの演出は意外に素朴で、仕掛けは中央の円柱状の舞台を斜めに上げるくらい。これが結構よかった。あとはダンスっぽく、服や帯を利用して故郷の湖をかたどったり、紙をつなげて刀や竜をあらわしたり。衣装も色を控えており、その分プッチーニの甘いフレーズ、金管や打楽器のアクセントに心地よく身を委ねる感じ。

ロシア出身でかためた歌手陣では、リューのヒブラ・ゲルズマーワが小柄ながら声がよくのび、「お聞き下さい、王子様」などで拍手を浴びてました。期待していたウラディーミル・ガルージンは、声質なのだろうけど、カラフにしてはこもり気味か。タイトロールのマリア・グレギーナもやや不調らしく、滑り出しはオケに押され気味で不安だったけど、クライマックスでは2人とも、「誰も寝てはならぬ」などきちんと聴かせてましたね。ピン、ポン、パンの3人組は安定し、滑稽さは控えめ。

カラフが姫に謎を与えるまでの1幕、2幕を続けて80分、30分の休憩を挟んで3幕40分と、トントン拍子でした。この演目は主役にアクシデントがあった2006年のフィレンツェ歌劇場以来だったので、ようやくちゃんと観た、という気分でした~

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コメント

私も観てました。マリア・グレギーナがあららイマイチ?と思いきや、伏兵リューはホントによくて満足しました♪ 帰り道「(演出が)すごく地味だったわね~」と言ってるマダム二人連れがいたけど、私もこれはこれなりに(ちょっと学園祭ぽいけど)よかった、と思っていたのでcoco2さん読んで「!」でした。引っ越し公演はそれでなくても高くなりますからね。METもライブビューイング見ながらまだ迷ってるくらいです。

りこりさん、「学園祭っぽい」って、同感です!
まあ、金ぴかでなくてもいいかな~と思いました。

それにしてもMETはこれでもか、というキャストですよね。本当に全員来るのか、と思うと悩みます…

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