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市馬・喬太郎「七段目」「カマ手本忠臣蔵」

らくご@座・紀伊国屋~2010冬うふふ公演~ 「市馬・喬太郎 忠臣蔵でござる」 2010年12月

新宿本店4階の紀伊國屋ホールで、客層は若め。左後ろの方で3500円。季節柄、忠臣蔵をテーマにした二日間の二日目。といってもそこは喬太郎さん。まず二人で挨拶をして、「古典じゃあありません」と前ふりをする。談春、三三に出演を依頼して断られたのかな、なんてライバル心もちらり。

とはいえ市馬さんは、昔、小さんがおかるを演じたという「鹿芝居」をマクラに、まずさらりと「七段目」。芝居狂いの若旦那と定吉が夢中で歌舞伎ごっこをするシーンで、朗々たるセリフ回しを聞かせる。階段から定吉が転げ落ち、「七段目から」とサゲ。
続いて喬太郎さんが、やはり鹿芝居ネタでお馴染みの談志さんの物まねなんぞを披露しつつ、仮名手本ならぬ「カマ手本忠臣蔵」。これがとびきり気持ち悪かったぁ。松の廊下で内匠頭が吉良に迫る、殿が殿なら家臣も…という設定。まあ、忠臣蔵の知識を前提にしたヒネリ技だけど、怪演過ぎ。

仲入りをはさんで本当に鹿芝居。市馬さんが内蔵助、喬太郎さんが吉良で、紙切りの二楽さんが浪士なんだけど、効果音がずれてぐだぐだでした。続いて二楽さんが本職を披露。会場から忠臣蔵にちなんだお題「中村仲蔵」「淀五郎」が出て、知識が乏しいらしく四苦八苦してましたね。
そして最後は市馬さんが満面の笑みで登場し、三波春夫の歌謡浪曲「俵星玄蕃」を披露。喬太郎さんが杉野十平次で助太刀し、ミラーボールや雪の演出も。市馬さんの歌は本職とはいえ、全体に悪のり気味。こういうのも噺家の自意識なのかな、なんて思っちゃいました。

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