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KANJURO人形の世界「知盛」「関寺小町」「鷺娘」

桐竹勘十郎プロデュース KANJURO人形の世界 2010年2月

人形遣い勘十郎さんがトークを交えて2時間、人形の魅力を伝えるイベント。日経ホールの中央やや左で6000円。客席にはベテラン俳優さんの顔もありました。

開幕そうそう、舞台右には呂勢大夫さんと鶴澤燕三さん。中央の屏風が開いて、派手な白装束の知盛が登場する。勘十郎さんは黒頭巾をつけ、悲劇の武将を格好よく遣う。終わると、頭巾姿のまま再登場して「忠信役が多いから知盛はやったことないんです」と。なるほど。人形についてひとしきり解説した後、「菅原伝授手習鑑」の一節を人形二体の足だけで見せるという面白い試み。これは普段わかりづらい足の演技、リズム感とかがよくわかってとても面白い。隣の席の女性も楽しそうでした。

休憩を挟み、録音のチェロ独奏曲をバックに「関寺小町」。ススキを持ったりしながら老女の哀愁を切々と。さらにソプラノ歌手・中丸三千絵さんとのトークを挟み、最後は「鷺娘」。舞台右には呂勢大夫、咲甫大夫、燕三、清志郎、寛太郎がずらり。傘を持った鷺の化身が降りしきる雪のなか、ときに色っぽく、ときに激しく踊る。勘十郎さんの才気が感じられる、楽しい舞台でした。ちょっと見下ろす角度だったのが残念でしたけど。

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