« 歌舞伎「通し狂言義経千本桜」 | トップページ | 志の輔らくご 「はんどたおる」「ねずみ」「政談月の鏡」 »

「印獣」

”ねずみの三銃士”第2回企画公演「印獣」 09年10月

作・宮藤官九郎、演出・河原雅彦。パルコ劇場、右後方の席で8400円。客席は若い演劇ファンのなかに、三田佳子さんファンなのか年配のかたもちらほらで、なかなか興味深い感じ。

3人の物書きが「印税」につられて軟禁の身となり、ある女優の評伝を書くことになるが…というストーリー。クドカンらしく下世話な笑いたっぷりで、次第に3人と女優との因縁が明かされていく、という筋立てにはミステリ性がある。

オープニングの映像を使ったドライブシーン、特にコンビニがずらりと並ぶところとか、館の玄関から地下へと上下に動く舞台とか、仕掛けも凝っている。けれど、ぐぐっと引き込まれるほどではなかったかなあ。
主演の名実ともに大女優、三田佳子さんに大期待してましたが、舞台としてはちょっと優等生的だったか。それが狙いかも知れませんが。三田さんといえば、私にとっては「Wの悲劇」。むしろ映像の人という印象かしらん。

対する、ねずみの三銃士は生瀬勝久、池田成志、古田新太という、これ以上なさそうな濃い取り合わせ。でも案外、弾け方は抑えめの印象。それと比べると、編集者役の岡田義徳さんが印象的でした! 怪しいし、人格の振れ幅が大きいし、それを伝えるメリハリもある。ドラマ「セクシーボイスアンドロボ」とかが良かったけど、舞台でも注目ですねー。沖縄弁でまくしたてる上地春奈も面白かった。

印獣 てっしーずのおでかけ日記
印獣 rabona Inc.blog15

« 歌舞伎「通し狂言義経千本桜」 | トップページ | 志の輔らくご 「はんどたおる」「ねずみ」「政談月の鏡」 »

演劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「印獣」:

« 歌舞伎「通し狂言義経千本桜」 | トップページ | 志の輔らくご 「はんどたおる」「ねずみ」「政談月の鏡」 »