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RENT

RENT The Broadway Tour  09年8月

赤坂ACTシアター。1F右の中程の席。1万2600円。

大ヒットし、映画にもなったロック・ミュージカルの来日公演を観る。「ラ・ボエーム」を下敷きに、不況が覆うNYイーストビレッジで夢を追う、若きボヘミアン・アーティストたちを描く。作者ジョナサン・ラーソンがオフ・ブロードウエイ初演の日に急死したこと、その後、レントヘッズと呼ばれる熱狂的なマニアが生まれ大成功したことなどで、伝説化している作品だ。主役二人はオリジナルキャストのアンソニー・ラップとアダム・パスカル。

この日の観客も、立ち見も含めて女性グループや若いカップルが多く、きちんとツボを心得たノリの良さだった。後ろの席の女性が、彼に見どころを教えてあげてたりして。とりわけ、外見はド派手だけど心優しいドラッグクイーンのエンジェルが登場するシーン、はたまた、奔放なモーリーンが思い切り傍若無人に振る舞うシーンなどでは、待ちかまえたように拍手と歓声が起きて、一体感がある。

舞台は左にバンドが控え、鉄階段やテーブルなどで比較的シンプル。全編、伸びやなロックボーカルがたっぷりだ。特に2幕目はじめ、グェン・スチュアートのゴスペルをまじえ、キャストが横一列に並んで力強く愛を歌い上げる「Seasons of Love」は鳥肌もの。

登場人物たちはみな、極めて現代的な貧困やHIV、ドラッグ中毒に苦しんでいる。しかし根底にある、自分の才能を信じる気持ちと疑う気持ち、夢と絶望の狭間で揺れ動くもどかしさには、普遍性を感じた。それは、ひとことで言ってしまえば「若さ」。そして若さ故の焦燥ではないだろうか。作者が急逝して、いわば未熟だけど繊細な感性がそのまま保存されたような…

ロジャー役アダム・パスカルの、ちょっと頼りなげな歌声が雰囲気にぴったりだ。ミミ役のレクシー・ローソンも可愛いかったなぁ。楽しかったです!Photo_13

RENT こんなことを思ったり。
RENT 09.8.14マチネ missiys

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ミュージカル」カテゴリの記事

コメント

おはようございます!
コメント、ありがとうございます。
正に「伝説」に相応しいエネルギッシュな舞台でしたね。
アダム&アンソニーが目の前で動いているだけで感動してしまいました。
怪我や事故のないままツアー終了を迎えられるよう、
日本から祈っておこうと思っています。

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