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アイーダ

ミラノ・スカラ座「アイーダ」 2009年9月

NHKホール。A席、2F右で5万9000円。フランコ・ゼッフィレッリ演出、ダニエル・バレンボイム指揮による来日公演。

スカラ座のヴェルディ、しかも大合唱があり、セットも絢爛豪華な演目とあって期待大。実際、オケは重厚で大活躍。もっとも直前に体調不良でキャストの交代があったせいか、ホールのせいか、歌手とのバランスがイマイチな印象で、特にラダメスのヨハン・ポータが出だしで躓いたときは、はらはらした空気が流れちゃいました。

しかし! 貫禄たっぷりのアイーダのヴィオレッタ・ウルマーナをはじめ、歌手陣も徐々に持ち直し、暗転後の第2幕からは調子を上げてました。さすがです。アムネリスのエカテリーナ・グバノヴァは、急遽登板したにもかかわらず、複雑な愛憎を歌い上げて迫力がある。バレエでは「アムネリスの居室」で東京バレエ学校の子供たちがきびきびと踊り、「テーベの城門」ではサブリナ・ブラッツォとアンドレア・ヴォルピンテスタが色気たっぷりでした。
休憩をはさみつつ、3幕、4幕と進むにつれて舞台の緊迫感が高まり、終盤の悲劇に向かう表現ではすっかり引き込まれちゃった。

舞台装置は同じゼッフィレッリ演出でも、奥行きがある新国立版と比べるとむしろシンプル。後方に水平に浮かべたパイプが、金色に光って目を引きました。空間の広がりを意味しているのかしらん。
カーテンコールでは主要キャストのほか、アイーダの父アモナスロ役で堂々としていたホアン・ポンスに対する拍手が多かった感じ。最後はバレンボイムに加え、オケも全員ステージに上がる珍しいスタイルで、オケも皆さん格好よかったです。客席には財界人、神田うのさんもいましたね~。

ミラノ・スカラ座「アイーダ」(9/6) ちゃむのバレエとオペラ観劇日記

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