55Steps
55Steps 08年10月
四季劇場「秋」で。1階8列。構成・振付・演出は加藤敬二。
劇団四季55年記念で、ミュージカルレパートリーをオリジナルの演出でみせるレビュー。前半の「アイーダ」「ライオンキング」、後半の「キャッツ」「エビータ」など名曲がぎっしりだ。エルトン・ジョンとロイド=ウエーバーはやっぱり偉大。「メモリー」はいつ聞いても、なぜか泣けるんです。ほとんど条件反射。
装置は水玉模様の壁や自在に重ねられる箱など、比較的シンプル。衣装も同様ながら、曲のつながりが滑らかで、要所要所に演出の工夫がある。「早く王様になりたい」にボクシングのダンスを合わせたり、「トプシー・ターヴィー」で人が壁を上ったり。「ドレミの歌」では、最前列の観客を舞台にあげるサービスがあり、観る方も童心にかえる気分を味わう。約900席というキャパのせいか、客席に一体感がある。後半にはバレエも披露。
ヴォーカルパートは男女3人。芝清道さんがミュージカルらしく、堂々としていていい。花田えりかさんも細身で雰囲気があって、好きなタイプ。ただ、歌もダンスも全体に、もっとケレンというか、突き抜け感があってもいいかな。
劇団四季ソング&ダンス「55ステップス」 ダックスとミュージカルな日々
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