立川志らく独演会 「子別れ」「落語長屋」
立川志らく独演会 08年3月
仕事のあと、銀座ブロッサムに駆けつけ、立川志らく独演会。3000円で1階右よりの席。ホールいっぱいの人気で、観客の年齢層が広い。山藤章二さんらしき人がいた。
前座なしで、まくらもそこそこに
「子別れ」。上中下と称して、小1時間の長丁場。別れ話に至るところもはしょらず、たっぷりと。まさに立て板に水で、上手だなあと思う。
仲入りをはさんで、後半は志らく作「落語長屋」。古典のいいところをつなげたそうで、「よかちょろ」「二階ぞめき」「湯屋番」「ざる屋」「時そば」「突き落とし」「付き馬」をそれぞれ名人へのオマージュで。だけれどもストーリーはちゃん
とつながっていて、「居残り左平次誕生物語」になっているという趣向。なんだかお得です。
全体に、非常に理知的な印象。個人的な好みでは、ちょっと駄目な人間くささがにじむと、もっと好きかも。
立川志らく独演会 3/14 茜のとぉんと来ました
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感想、ありがとうございました。
6月に演出出演の芝居を紀伊国屋でやります。是非、いらしてください。駄目人間の部分も出せるよう頑張ります。「あした」という芝居です。
投稿: 志らく | 2008/04/27 00:42