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「キャバレー」

ミュージカル「キャバレー」  04年8月

東京国際フォーラム・ホールC。初めてでしたが、床が木目調でいい雰囲気。S席12000円。

ベルリンを舞台にした著名な作品のサム・メンデス、ロブ・マーシャル版。セットの2階部分にバンドが陣取り、登場人物の一員となってたっぷり演奏する。MCが客席におりるシーンもあって、本当に場末のステージのように享楽的。
曲 の軽やかさと、ゆるいダンスの猥雑さ、ストーリーのシビアさの組み合わせが絶妙。キャストでは、サリー役のアンドレア・マカードルがちょっと迫力不足に感 じたけれど、最後の「キャバレー」のソロは泣けた。光っていたのは怪しさ満点のMCのヴァンス・アヴェリー、高音がのびるシュルツのジョン・リトル、上品 なシュナイダー夫人のルーシー・ソルッコ。

色恋沙汰と、ナチスの台頭。人間はどうしようもなく愚かだ。衝撃的なラストを迎え、それでも人生は続いていくのだろうというニヒルな印象が残る、大人の舞台でした。

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