« すべての見えない光 | Main | チェ・ゲバラ伝 »

May 28, 2017

老人と海

「そりゃ、人間は殺されるかもしれない、けれど負けはしないんだぞ」

「老人と海」ヘミングウェイ著(新潮文庫)

2017年のテーマ、キューバ本の第一弾として、1954年ノーベル文学賞受賞を決定づけたという代表作を。意外に読んだことがありませんでした。

マッチョなアメリカ文化のアイコン、という感じが伝わってくる。圧倒的なメキシコ湾流の自然、貧しい漁師サンチャゴが巨大カジキマグロに抱く尊敬の念は愛らしく、また、ひとりつぶやく素朴な言葉の数々には、不屈の哲学が漂う。そしてラストの一行が雄大。ロマンチックだなあ。

でもヘミングウェイとキューバの関係は、私にとってまだまだ謎です… 保守派の論客だった福田恆存訳。(2017・5)

« すべての見えない光 | Main | チェ・ゲバラ伝 »

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3458/65392389

Listed below are links to weblogs that reference 老人と海:

« すべての見えない光 | Main | チェ・ゲバラ伝 »