デフレの正体
韓国、台湾は、日本からモノづくりのためのハイテク部材や機械だけを買っているわけではありません。豊かになった向こうの国民が、日本製品の中でもブランド価値の高いものを買い始めているのです。
「デフレの正体」藻谷浩介著(角川ONEテーマ21) ISBN: 9784047102330
地域振興の専門家が、多いときで年400回を数えるという講演録を再構成。2010年の話題本の一冊を読んでみた。
いろいろ議論を呼んだようだけど、「生産年齢人口=現役世代」の減少という人口オーナスが経済を落ち込ませている、内需減退と企業リストラのスパイラルを断ち切る努力が必要だ、という要旨は、素人目にはさほど奇抜なものには思えなかった。それをどうやって断ち切るか、が難問ではあるのだろうけど。
個人的には本筋とはあまり関係ない導入部分で、これからのニッポンの競争力とはハイテク製品より、食品とかファッション、家具といった軽工業にあるかも、といった指摘が興味深かったかな。
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