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September 09, 2008

「お能の見方」

お能は「危機の芸術」だといわれますが、それはすべてのものが結晶する、すべてのものが停止する、その一点を目指して、あらゆるものが造られているからです。

「お能の見方」白洲正子・吉越立雄著(新潮社)  ISBN: 9784106021763

白洲正子の1957年の名著「お能の見かた」を増補改訂、吉越立雄の写真を豊富に加えた1993年「とんぼの本・お能の見方」。その改訂版が出たというので手にとってみた。能曲「忠度」を題材にした未発表短編も収録。

最近、落語をきいたり文楽をみたり、なにかと古典づいている。お能はこうした芸事の基本なのだろうけれど、これだけは敷居が高い。どうも演者の表情が見えないのが苦手。でも、ちょっと勉強はしてみたい。
そんな気持ちを受け止めてくれる一冊だと思った。本当に「わかる」かどうかは別にして、解説は能曲を5種類に分けており、平易な文章でとっきつやすい。能面や舞台の写真も美しいです。(2008・9)

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