« 「世界でいちばん幸せな屋上」 | Main | 「日暮らし」 »

August 18, 2008

「公認会計士VS特捜検察」

戦後六二年、日本の司法は国民から切ないほどの信頼を得ているが、その実態はベールに隠されて、国民の目に触れることはなかった。

「公認会計士VS特捜検察」細野祐二著(日経BP社)   ISBN:9784822246211 (4822246213)

粉飾決算事件で刑事責任を問われた会計士が綴り、話題となった手記。

著者は1審、2審で有罪となり、最高裁に上告中だ。もとより一方の当事者の記述であり、この一冊だけでその言い分を理解し、評価するのは、素人の読者には難しいと思う。会計とか監査とかを取り巻く環境そのものが、過去10年弱の間に劇的に変化しているのだろう。

ただ、本論とは別のことだけれど、検察の取り調べなどの描写の生々しさには圧倒される。そして、そもそも事件を引き起こした原因である、経営者が陥った罠の度し難さにも。(2008・8)

« 「世界でいちばん幸せな屋上」 | Main | 「日暮らし」 »

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「公認会計士VS特捜検察」:

« 「世界でいちばん幸せな屋上」 | Main | 「日暮らし」 »