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January 03, 2006

2005年ベスト

年がかわってしまったけれど、2005年のベストを記録。発行年ではなく私が読んだものという意味で、フィクションは、

1、「家守綺譚」梨木香歩著(新潮社)
2、「容疑者Xの献身」東野圭吾著(文藝春秋)
3、「明日の記憶」荻原浩著(光文社)

梨木さんの著作に出会ったのは年間でうれしい出来事の一つ。文章の力で見事に、異空間のムードを呼吸させてくれる。ほかにも「魂萌え!」(桐野夏生著、毎日新聞社)、「anego」(林真理子著、小学館)が現代の女性が置かれている状況と、それに向き合う姿勢を鋭く描いていて感慨深かった。ノンフィクションでは、

1、「吉田茂の自問」小倉和夫著(藤原書店)
2、「太りゆく人類」エレン・ラペル・シェル著(早川書房)
3、「危ない食卓」フェリシティ・ローレンス著(河出書房新社)

戦後60年について様々なことが語られた2005年。2004年の「昭和史」に続き、「あのころ」を検証する著作をあげてみた。また「危ない食卓」の関連で、「食品の裏側」(安部司著、東洋経済新報社)も興味深かった。読了は月に2、3冊がやっとというスローペースで、「積ん読」がかさむ一方だけれど、2006年も面白い本に出会いたい。

2005年度マイベスト本

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