「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」
「マリ、私、空気になりたい」「……」「誰にも気付かれない、見えない存在になりたい」
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」米原万里著(角川書店)ISBN:4048836811
1960年、プラハのソビエト学校に通った小学生のマリ。50カ国以上から生徒、教師が集う刺激的な学園生活。そして30年後、級友のリッツァ、アーニャ、ヤスミンカの消息を訪ねると…
プラハの春、チャウシェスク政権の崩壊、ユーゴ戦争。幼かった少女たちが、やがて巻き込まれた歴史のうねりのなんと過酷なことか。アイデンティティの危機に直面しつつ、それぞれに生きのびようともがく姿を劇的に描く。
著者はロシア語通訳であると同時に、軽妙なエッセーの名手として名高い。その背骨に厳しいまでの誠実さがあることに気づかされて、印象的だ。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。(2001/9)
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こんばんはCOCO2さん。どなたかがトラックバックしてくださっていると思って見に来てみれば・・・。以前私の休眠中のサイトに来ていただいたCOCO2さんでした。覚えていらっしゃるかしら?ゲストブックに「王妃の離婚」について感想を寄せてくださって、嬉しかったことを覚えています。お久しぶり&ご健勝そうでなによりです(笑)。私は自分のサイトをほったらかしにして、Blogつけていたり・・・(苦笑)。米原さんについては寡聞にして詳しいことを存じ上げなかったのですが「魔女の1ダース」ではプラハの学校に通っていた時代の思い出話も出てきます。今度COCO2さんのご紹介の「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」も読んでみたいと思います。またいろいろな本を紹介してくださいね。
Posted by: さえ | April 04, 2004 09:58 PM