「子宮癌のおかげです」
「ガンって留学生をホームステイさせてるようなもんなのね」と私。「可愛がっとけよ、すぐに出ていく人だからな」「「ペット・ネームつけてやろうかな」「いいかもしれない」「子袋宮癌子さまなんてどう?」
「子宮癌のおかげです」渥美雅子著(工作舎)ISBN:487502374X
著名女性弁護士が告知から術後までの57日間を赤裸々につづった。全摘の決断は素早く、夫との会話は漫才のような掛け合いで、ひたすら前向き、ひたすら明るい。それは同病の、あるいは様々な病に悩むすべての人に向けた応援歌だからだ。
明るいからこそ、命の重さをかみしめるラストシーンが胸に響く。手術の概要からリハビリの体操まで、イラストを使った実用的な解説付き。(2004/1)
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