勉強会後に関係者と、わたすダイニング&バルでランチ。中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー2F。3510-3185。三井不動産が東北の情報発信をテーマに運営する複合店舗「わたす日本橋」で、物販、各種イベントとレストランがある。半個室で。
わたす定食ランチ・肉は、東北産鶏もも肉に栗原産キタアカリとほうれん草のバター醤油焼きがついて1300円。ほかに魚やハンバーグなどがあります。
グルメの友人と「牛肩ロース 牛男(うしお)」。港区六本木4-10-3第Ⅴ大栄ビル1F。6384-5751。六本木交差点近く、俳優座の裏にあるお洒落焼き肉です。人気シェフ長谷川稔氏とブロガー脂美豚子さんのプロデュースで、予約至難とのこと。グリルが付いた個室で、お店の人が焼いてくれる丁寧なスタイルだ。18時、21時の一斉スタートで「焼き肉三昧」コース1万4300円一択。
近江の食肉店から取り寄せるという、豪快なロースとヒレの塊が運ばれ、脂身と赤身のバランスを伺ってコース開始。前半は創作料理で、いきなり阿佐ヶ谷ビーフシチュー。ハマグリライスの有無を選べて、もちろん頂く。一口だけど滋味深い。続くセンマイとコブクロ刺しは、辛みが食欲をそそる。
The長谷川稔すき焼きは、真空低温調理を駆使したとろとろの肉を、チーズ豆腐、椎茸、素揚げ葱、うずらの卵と。ギリギリシャトーブリアンは最上級ヒレ肉の「ギリギリ」の部位だそうで、ホイルに包みながら絶妙に火を通して、一切れずつ山葵と辛子、スモークチーズをのせ、目の前でバーナーであぶってなじませたものを、揚げニンニクと甘いソースで頂く。インパクト大。えびタンはなんと軽く焼いたタンにたたいた海老をのせちゃう贅沢さ。ソースは醤油、唐辛子、塩を選べます。
ショットグラスのグレープフルーツシャーベットを挟み、後半はいよいよ御前が登場。粒が大きい独特の岐阜「龍の瞳」の新米を釜で炊き、干し鱈だしの卵スープ、サンチュ・えごまがセットされてます。近江牛特選5種盛り=後ろ脚のカメノコ、トモサンカク、内腿のシンシン、定番のハラミ、カルビ、鶏の首回りのセセリ、蕪と南瓜を順に焼いてもらい、リンゴか醤油のタレで頂く。お酒はビール、グラス赤ワインで控えめにしたけど、限界超えの満腹だ。
追加で名物のごちゃ混ぜホルモン、牛肩ロース漬け肉を勧められたけど、もう無理。〆のユッケジャン温麺さえ一口しか食べられなかった~ ここはフィレ茶漬けも選べます。デザートはミルクジェラートにカルピスを吹きかけて、ハーブたっぷりの紅茶と。
シェフ高橋宏輔さんが挨拶してくれ、帰りに次の予約を尋ねるスタイル。なあるほど。迫力たっぷりの一夜でした。
友人たちとついに、話題の分身ロボットカフェDAWNを体験。中央区日本橋本町3-8-3日本橋ライフサイエンスビルディング3 1F。
メーンのOriHime Diner(オリヒメ・ダイナー)は要予約、75分入れ替え制とちょっとハードル高めだけど、ロボットOriHimeがテーブルまで来て、遠隔で働くパイロット、多くは自宅で暮す難病のかたとおしゃべりしながら注文を体験できる。
フードセット2500円は塩麹漬けマグロのポキライスプレートをチョイス。なかなかのボリュームです。ロービーバーガーやカレーも。
シンボルツリーなど店内は明るくお洒落だし、パイロットさんが非常にフレンドリーで話し上手。技術や善意を誇りすぎず、サービスとして高水準なのが凄い。ほかに遠隔でコーヒーを淹れてくれるテレバリスタやバー、予約不要のカフェ、物販もあります。
最後に渡してくれたスタンプカードは「研究員見習い」とか、工夫たっぷり。また行かなくちゃ。株式会社オリィ研究所が主宰・運営する常設実験店舗です。
観劇前に俺のGrand Table 銀座歌舞伎座前で腹ごしらえ。中央区銀座5-13-19デュープレックスタワー5/13 2F。050-5869-9986。
ベーカリーだった記憶が、と思ったら、俺のフレンチ、イタリアン、スパニッシュ、割烹など「俺のシリーズ」の人気メニューを揃えた店で、12月15日グランドオープンしたばかりだそうです。知らなかった~
1FはGrand Marketで、食材の物販とバーカウンター、2Fがカフェ風で一人席を充実させつつ、牛ステーキだの蟹パスタだの本格メニューにお酒も、という不思議空間です。こってり「トリュフ香る奥久慈たまごのサンドイッチ」にコーヒーで1826円。
東銀座の交差点の夜景が綺麗。
観劇帰りに話題のデンクシフロリでディナー。渋谷区神宮前5-46-7GEMS青山CROSS B1。6427-2788。ともに「世界のベストレストラン50」常連の和食・傅の長谷川在佑シェフと、イタリアン・フロリレージュの川手寛康シェフがプロデュースした串の店。釣行で構想を練ったとか。まだオープン3週間というところだけど、オープンキッチンのカウンターのみで、さすが16席が満員。活気があっていい。一日2回転だそうです。
おまかせコース1本で、8品1万1858円。素材の組み合わせが面白く、ボリュームがある。まずブータンノワール(フロリレージュのレシピだそうです)の揚げ物を、和食からリンゴ薄切りの酢漬け(ガリですね)、和芥子でさっぱりと。いわしは濃厚な鶏のレバームーと。ビスクはオマール海老とボタン海老の贅沢スープに、駄洒落のような海老芋の串。ビスクのコクと海老芋の香ばしさが絶品だ。とろとろ茄子揚げ浸しは、茄子のピュレ、紙みたいなシート状の皮と重ねて、フロリレージュのカレースパイスのオイル&傅の四杯酢のソース。ピジョン炭火焼きは、なんとボタンエビと合わせて、ネギソース、鳩の内蔵ペースト添え。鳩のガラ・野菜のスープ、黄卵で練った麺の一口パスタも添え、素材の滋味を十分に堪能。フランは茶碗蒸しにオリーブオイル、もっちりした千葉の水牛モッツァレラをのせて。〆のタンコンフィは土鍋で炊いた舞茸とセップ茸のご飯に、タレと、低温ガチョウ脂でコンフィにしたという分厚いタンをトッピング。
お酒はペアリングで、テキーラのハイボール、日本酒「仙禽(せんきん)」「澤屋まつもと」、焼酎「青鹿毛」のお茶割り、サワーなどかなりチャレンジングです。
甘味はプリンに抹茶の生クリームで香りがいい。
シェフは森田祐二さん。フィリピン展開のアイデアもあるとか。美味しかったです!