特別な企画に参加し、榮太郎総本舗で「焼きたて日本橋餅」と「かつおぶしソフト」を頂く。
同じ日本橋で200年、300年と続く老舗である、にんべん、山本海苔店とコラボ。銅板で焼いたとろとろの餅は、中に出汁を効かせたみたらしタレ、さらに、この日は特別に削りたて鰹節をまぶし、朝焼き上げた海苔で巻いてくれました。美味。
根釧地区の牛乳を使った軽いソフトのほうは、榮太郎のみつあめ有平糖、糸削りかつおぶし、アクセントにかつお塩をひとつまみ。黒糖は沖縄に伝来して400年、絞りかすのバガスは土壌改良に使えるそうです。
また鰹節は血合いがなく、特別な刃で極細に削っているため、全く生臭くなくて、ふわっと甘みを引き立てる。細すぎて小分けにするとからまるので、業務用に大袋でした売らない貴重な品だそうです。上品な味わいで、見た目のインパクトも十分。
お洒落な店舗で、観光客、若年層にわかりやすく伝統をアピールする工夫に感心。榮太郎では月数回しか売らない縁起物の和菓子「一粒万倍もち」に行列ができる等々、話題作りも怠りない。首都高の地下化にめがけて、ビル建て替えや遊歩道など大規模な再開発が続く日本橋。楽しみです。