2023.10.28

kino_

旦那さまの早めのバースデーで、kino_(キノ)へ。渋谷区代々木1-37-4長谷川ビル1F A号室。6826-9608。札幌で一つ星をとっていた「lien (リアン)」の木下雄介シェフが、6月に東京へ拠点を移した話題の店。代々木駅にほど近い路地裏のビルにある、イノベーティブ・フュージョンです。カウンターで。

コース1万6000円の1本。フレンチがベースだけど、和のテイストもたっぷりで水準が高い! 秋らしい重箱に入ったキッシュなどの前菜盛り合わせのあと、脂ののった明石・一本釣りの浦サワラの皮を炙って。秋茄子ソースでまず満足。さくさく牡蠣フライと特製タルタル、滋味豊かなポタージュ、魚介の一皿のあと、スペシャリテはなんと北海道らしいイカめし。カウンター越しに見える蒸し器でじっくり調理し、クラシックなバターのソース、最後にシェフが季節限定のイクラをたっぷり載せてくれる。メーンは柔らかい赤身の池田牛に、松茸のコンソメスープで香り豊かに。
お酒はペアリングのハーフで7000円。日本酒が好きと伝えると、気さくな奥さまがワインよりむしろ日本酒を勧めてくれて、これがまた楽しい。新政のスパークリング「亜麻猫」、「一白水成・愛山」、新政「ナンバー6」など。

デザートはさっぱりと柿&日本酒シャーベットとモンブラン。カヌレなどのお茶菓子は包んでもらって、ひとり2万8000円ほど。ごちそうさま! テーブルと合わせて18席。開店時にはクラウドファンディングを実施、この日は札幌の常連さんグループが来店とのことで、愛されているなあ。テーブルと合わせてドコモの電波塔と朧月を眺めながら帰りました~

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2023.08.27

エミュ

観劇後、ちょっと久々に知人夫妻と代々木上原のemuNエミュ。変わらず、和のテイストがあって、手がこんでいるけど、しつこくなくて充実。ワインと、落ち着く雰囲気で満足~
料理は一口アミューズのあと、前菜は加賀太きゅうりと雲丹、そして濃厚トマトと剣先イカにキャビア。表面がカリッとしたパンまで美味。子持ち鮎は頭まで丸ごと。火加減絶妙な鰻は、つるむらさきや黒米にのせて。贅沢な活オマール海老をへて、短角牛フィレは四万十の塩麹に漬けて焼き上げ。ワインは料理に合わせていただきました。
デザートはクリームチーズとソルダム(すもも)をさっぱりと。小菓子は包んでもらう。ごちそうさま!

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2023.07.29

シェ松尾

買い物ついでに、シェ松尾新宿京王店で誕生日ランチ。新宿区西新宿1-1-4京王百貨店新宿店8F。5321-5960。一段あがった贅沢な半個室で。

コース5500円は、まずさっぱりとパテ・ド・カンパーニュと緑黄色野菜のガスパチョ仕立て。冷前菜は活け〆穴子と根セロリのプレス、ハーブのサラダに、ノルウェー産スモークサーモンのレモン風味マリネ。メーンは3種から選べて、鮮魚のポワレにオレンジ風味西京味噌の丸茄子グラチネ(オーブン焼き)、仔羊背肉ローストのペルシャードスタイル(ニンニクパセリ)にタプナード(アンチョビペースト)とアリッサ(唐辛子)風味のパプリカピュレ、そして柔らかい鹿児島県のざき牛フィレ肉のソテー、トリュフ漂香(6600円プラス)。盛り付けも美しい。
デザートはメロンに、パウダーでメロン模様の飾り付け。洒落ています。

シャンパンやグラスワインを頼んでひとり1万2000円強。接客はさすがの高水準で、写真をとってすぐにバースデーカードにしてくれました! ごちそうさま。

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2023.06.10

イルキアッソ

観劇帰りにヴィネリア・イル・キアッソでディナー。世田谷区三軒茶屋1-6-13。5779-0617。三軒茶屋駅から歩いて10分ほど、商店街を抜けた先にある町のイタリア食堂です。黄色の壁が目立つ。写真なんかがごちゃごちゃかかった壁や、チェックのクロスが可愛く、カウンターまで満席。

洋梨と無花果と生ハム2000円、ヤリイカのフリット1400円、もちっとした手打ちのタリアテッレ ボロネーゼ1800円。焼きヤングコーンが美味。ワインをグラスで頂き、デザートはティラミスなど。

オーナーはフワフワ髪の平雄次さん。奥に個室もあるそうです。居心地の良い店。

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2023.03.29

小笠原伯爵邸

上司の招きで、なんとほぼ20年ぶりに小笠原小笠原邸で贅沢ディナー。新宿区河田町10-10。050-5868-4395。若松河田町駅にほど近い、ウエディングでも知られる豪華な邸宅スペイン料理です。広々としたギャラリーサロンで。

コースは1万8000円! タパスはアーティチョークのソパ(スープ)+パセリオイル、キャビアとピスト(野菜の煮込み)のクロッカン(メレンゲ)サンド。前菜の1皿目はシマアジのマリネと爽やかな柑橘のピルピル(アヒージョ)、グリーンアスパラ。続いて2皿目はふんわり鮑と天豆は大葉とバジルの香り、肝ソースで。
アロス(米料理)の春らしい筍のソテー+黒米のアロスメロッソ(雑炊)を挟み、魚は金目鯛のアサード(炭火焼き)+モハマ(魚ジャーキー)と山菜。お肉は牛ロースをウド、トレビス(チコリ)、濃厚なオロロソース(海老のソース)で。ワインもいろいろと。
デザートはまず、さっぱり日向夏を木の芽の香りで。最後に可愛い綾部産のイチゴ・紅ほっぺと桜を抹茶クランブル(そぼろ状のクッキー生地)と。
建物は昭和2年に建てられた東京都選定歴史的建造物です。ごちそうさま!

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2023.01.22

ケントス新宿

友人のライブでKENTO’S (ケントス)新宿へ。新宿区新宿3丁目18-4 セノビル 6F。3355-6477。
チェーン展開しているオールディーズ系ライブレストラン。席はステージを囲んでテーブル、ボックス、カウンターなど。通常はミュージックチャージが2800円ぐらいで、洋風居酒屋として中華、ピザなども充実してます。出演ラインアップはレギュラーバンド、懐かしいディスコナイト、たまに演歌もあるようです。

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2023.01.21

季誠

観劇帰りに割烹季誠(きせ)でディナー。渋谷区幡ヶ谷2-25-3アーバン幡ヶ谷1F。6383-3639。幡ヶ谷駅北口から徒歩7分ほどの甲州街道沿い、ご夫妻で営業のこぢんまりした和食の店。テーブルで。

季誠の懐石コース13品は9900円。山盛りの蟹や金目鯛など、奇をてらわず誠実。野菜は「ピロール農法」だそうです。お酒を頼んでひとり1万2000円ほど。
ご主人は村山誠さん。立地にしては高くなっちゃったけど、いいお店です。

 

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2022.12.23

三国一

イベント打ち上げで三国一。新宿区西新宿1-13-10西新宿昭和ビル。3344-3591。新宿郵便局隣にある、ごく庶民的な居酒屋風うどん店。

急な来訪で10人近くだったけど、テーブルを動かして入れてくれました。感謝。

名代うどんすき2人前3300円から。自社工場の打ち立て麺、サラダうどん発祥だとか… 新宿駅周辺に3店あるそうです。

2022.10.29

The washin by 上越やすだ

ラグビー観戦帰りにぶらぶら歩いて、THE WASHIN by 上越やすだでディナー。渋谷区代々木5-7-5ポータルポイント代々木公園1F。050-5570-3651。代々木八幡駅すぐ近く、立地の割にガラス張り、店内もちょっとホテルみたいな雰囲気の、モダン和食。ダイニングで。

雪割草コースは全9品にスパークリングが1杯ついて、期間限定8000円。端正です。まず干し柿と林檎の白和え、香ばしい落花生焼豆腐。お造りはまぐろとかます焼霜造り。贅沢にのどくろ焼浸し、お肉は合鴨低温ローストにいちじく赤ワインソース。翡翠茄子の蒸し物、湯葉とかに鼈甲餡掛け、銀杏を挟み、南魚沼黒舞茸の揚げ物とフォアグラ味噌春巻き。〆は浅利と茗荷の土鍋飯。お酒を頂き、デザートも。

印象的なランチョンの禅語「山寒花発遅(やまさむうして はなのひらくこと おそし))」とは、厳しい修業ののちの悟りのことだそうです。個室も。恵比寿、新宿2丁目にある「上越やすだ」の系列で、Miracle Boats経営。

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2022.10.27

柿傳

お三味線の会で柿傳。新宿区新宿3-37-11安与ビル。050-5869-3522。新宿エストの南端からほど近いビルにある、京懐石の店。6F古今サロンのテーブルで。
料理は正統派。また文化の香りが満載で、独特のビル外観やサロン天井の八角形の意匠は、迎賓館和風別館等でお馴染み谷口吉郎氏の設計。店名の文字は川端康成氏の直筆。そしてギャラリー提供、本日のお茶室の美術はダイナミックな前田青邨「紅白梅」と熊谷守一の書「雪月花」。贅沢。

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