会食で春日。台東区雷門1-2-11。3844-8652。浅草と田原町の中間くらいにある、民家風の伝統的な天ぷら屋さん。
老夫婦で丁寧なおもてなし。まず小さいお座敷でお茶をもらい、掘りごたつ式のカウンターに移動して、目の前で小ぶりの海老や野菜などを上品に揚げてもらう。お座敷に戻ってフルーツという形式だ。かるく呑んでひとり2万円弱かな。美味しかったです。
座禅帰りに吉利(きり)谷中総本店へ。台東区谷中3-2-6。050-5869-3968。旅館みたいな和風建築に、大小宴会場がたくさんある。テーブル席で。
以前来たときは鰻でした。この日は和食コースに飲み放題で5000円。前菜、胡麻豆富、お造り、若筍煮、鮪の佃煮、鱈の味噌包み焼、海老の茶香揚げ、お鮨とお吸い物、甘味。
蒸し暑い週末の夕刻、下村で贅沢ディナー。台東区三筋1-11-13。5809-2866。御徒町から徒歩10分強、低層雑居ビル街にある天ぷら店です。
引き戸を開けると小さいテーブル1つとカウンターがあり、季節感ある浮世絵の下に、特注という氷の冷蔵庫が。帰る頃には満席でした。
カウンターの奥で、おまかせ1万6500円を頂く。元山の上ホテル料理長のお店とのことで、生うになど、衣が薄く天ぷらならではの技量が光ります。サツマイモも頂いて大満足。ボリュームもたっぷり。
まずサクサクの車海老の足、レア感がある車海老、大葉で包んだいんげん、珍しいホクホクのメゴチ、夏らしく水茄子、絶妙の雲丹大葉包み、可愛く並んだ空豆、活きた鮎を氷〆するという稚鮎、季節の茗荷、しっとりさっくりスミイカ、香りがいいミニおくら、ふっくら鱧は梅肉で、アスパラガス、鱗も楽しい甘鯛、待ってましたトウモロコシ、盤石のふっくら穴子。
コースに追加して、40分かかるというサツマイモ900円をお願いしました。贅沢な甘さ、パリパリの皮の取り合わせに、ブランデーをかけるという工夫が楽しい。お酒は鯉川1000円、十旭日800円。小エビと小柱たっぷりのかき揚げはお茶漬けで頂いて満腹! 〆のデザートはアイスもあったけど、白桃とマンゴーのさっぱりシャーベットをチョイス。ほうじ茶も美味。
折からの豪雨で食材が値上がりしているそうです。頑張ってください!